贅沢な「グラスフェッドミルクチョコレート」

贅沢な「グラスフェッドミルクチョコレート」

SHEBERYのチョコレートは、カカオ豆の選択別から焙煎、製造まですべて自社で行うBean to Bar Chocolate
そしてもう一つの大きな特徴は、グラスフェッドミルク(牧草のみで育った牛のミルク)を使ったミルクチョコレートを作っていることです。

日本国内で、この2つを掛け合わせたブランドはほとんどありません。
私が調べた限り、日本国内では他には見つかりませんでした。

グラスフェッドミルクとは?

グラスフェッド(Grass-fed)とは、牧草のみを食べて育った牛のこと。
放牧で自然な環境下で育てられるため、ミルクの栄養価が非常に高く、風味も豊かなのが特徴です。

主な栄養素と働き:

  • ビタミンB2:脂質・糖質・たんぱく質の代謝を助ける
  • カルシウム:骨や歯の健康維持、神経伝達
  • ビタミンD:カルシウムの吸収を促進し、免疫機能もサポート
  • ビタミンA:皮膚や粘膜の健康維持、視力サポート
  • オメガ3脂肪酸:抗炎症作用や血流改善
  • 高品質たんぱく質:筋肉・皮膚・髪の素材
  • CLA(共役リノール酸): 脂肪代謝・促進効果

普通のミルクとの違い

一般的な牛乳にもカルシウムやたんぱく質、ビタミンB群など体に必要な栄養はしっかり含まれています。ただ、牛の
飼育方法や餌によって脂肪酸バランスやビタミン・ミネラルの含有量が変わります。

オメガ6とオメガ3の比率

  • オメガ6とオメガ3はどちらも必須ですが、現代人はオメガ6を摂りすぎで、オメガ3が不足しがちです。
  • 世界的にはオメガ6:オメガ3=4:1以下が良いとされ、日本脂質栄養学会は2〜4:1を推奨しています。
  • 一部の研究者は、古代人に近い1:1〜2:1が理想的としています。
  • グラスフェッドミルクは1:1〜1:3程度で、この理想に非常に近いバランスです。

この割合が良いとされる理由は、炎症の抑制・血流改善・肌荒れやアレルギーの軽減、脳の働きサポートなどが期待できるからです。

この比率が良好だと期待できること:

  1. 炎症の抑制
     オメガ6過多は炎症性物質(プロスタグランジンやロイコトリエン)を増やしが、オメガ3はそれを中心に働きます。
     →慢性炎症、関節痛、肌トラブルの予防に役立ちます。
  2. 血流改善と 血管心筋梗塞・脳梗塞のリスク軽減
     。
  3. 肌と粘膜の健康維持
     細胞膜を柔軟に選択、水分保持力を高めます。
     → 肌のハリ・潤い維持、乾燥や荒れの防止。
  4. 免疫バランスの調整
     過剰な炎症反応を抑え、自己免疫疾患やアレルギー症状の緩和に最適。
  5. 脳機能をサポート
     脳の構造を作るDHAが多く含まれ、神経伝達や集中力、記憶力を維持。
     → 学習能力や精神的安定にもプラス。
  6. 脂肪代謝のサポート
     脂肪をエネルギーに変える酵素の働きを助ける。
     → 脂肪燃焼を抑え、運動時のエネルギー効率向上。

ビタミン・ミネラルの含有量

グラスフェッドミルクは牧草中心で育った牛から搾られるため、抗酸化ビタミンやミネラルが特に豊富です

海外の複数の研究や生産者データによると、牧草飼育牛のミルクは以下の傾向があるとされています(季節や地域で変動あり):

  • ビタミンA:約1.5〜2倍
     皮膚や粘膜を健康に見極め、免疫力を高めます。
  • ビタミンE:約2〜3倍の
     強力な抗酸化作用で細胞を守り、老化を防ぎます。
  • ビタミンD:約1.5倍の
     カルシウムの吸収を促進し、骨や歯を強化。免疫機能もサポート。
  • カルシウム:やや高めの
     骨密度の維持、歯の健康、筋肉の限界に必要。
  • マグネシウム:やや高い
     筋肉や神経の働きを整え、ストレス緩和にも関与します。

まとめると

  • 普通のミルク=栄養はあるが、脂肪酸バランスや抗酸化ビタミン量は平均的
  • グラスフェッドミルク=炎症抑制・美容・代謝サポートにつながる脂肪酸バランスと、ビタミン・ミネラルがより豊富

そこでSHEBERYは、美容と健康のためのチョコレートに最適なミルクとしてグラスフェッドを選んでいます。

健康志向なチョコレートの選び方

美容や健康を意識してチョコレートを選ぶなら、まずは原料表示をチェックすることが大切です。

ポイントは:

  • 砂糖の種類:精製された白砂糖や人工甘味料は血糖値を急激に上昇させやすく、摂取は肥満や肌トラブルの原因にも
     。
  • 乳化剤不使用:余計な添加物を避け、素材本来の味わいを大切にしています。
  • カカオの質:産地や栽培方法が明確なものを選ぶことで、風味や香りの豊かさ、栄養価にも違いが出ます。

SHEBERYはこれらの基準を満たすだけでなく、素材選びから作り方まで一貫して、美容と健康、そして味わいのすべてを真剣に追求しています。

SHEBERYで人気の、グラスフェッドミルクで作ったチョコレート

  • ハイチミルクチョコレート
     グラスフェッドミルクを使った王道のミルクチョコレート。 濃厚でクリーミーな口どけと、カカオの豊かな香りが楽しめます。
  • BLACK SESAMEホワイトチョコレートに黒ごまをたっぷり混ぜ込み、香ばしさとまろやか引き出しました。

  • ALOMOND CHOCOLATE
     ローストアモンドをふんだんに加えたミルクチョコレート。香ばしいナッツの食感と優しい甘さが一度どうぞ。


おわりに

チョコレートを選ぶ基準は、「味」や「価格」だけではなく、その背景や原材料の質にもあります。
SHEBERYは、日本では数少ない「グラスフェッドミルクチョコレート」を作るブランドとして、これからも「食べる美容」をお届けしていきます。

ギルトフリーで叶える、食べる美容。

\インスタグラムはこちら/(https://www.instagram.com/sheberychocolate


参考文献

  1. Ellis, KA、Innocent, G.、Grove-White, D.、Cripps, P.、McLean, WG、Howard, CV、および Mihm, M. (2006)。 オーガニック牛乳の摂取はオメガ3脂肪酸とCLA、そして抗酸化物質の含有量の増加につながります。酪農科学ジャーナル、89(6)、1938 ~ 1950 年。 https://doi.org/10.3168/jds.S0022-0302(06)72261-5
  2. Butler, G.、Nielsen, JH、Slots, T.、Seal, C.、Eyre, MD、Sanderson, R.、および Leifert, C. (2008)。 英国におけるオーガニック牛乳と従来型牛乳の脂肪組成.Journal of Dairy Science, 91(5), 1951–1961. https://doi.org/10.3168/jds.2007-0985
  3. 土壌協会(2005)。 オーガニック牛乳の栄養上の留意に関する研究レビュー。 土壌協会、英国。
  4. USDA国家栄養データベース。従来の乳製品と牧草飼育乳製品の栄養成分比較。
  5. メープルヒル・クリーマリー。牧草飼育乳製品の栄養価。米国メープルヒル。
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